α版 ゲスト ログイン
← 世界は、ゲームでできているに戻る

世界は、ゲームでできている 第17回

プレイステーション — ソニー参戦。任天堂の誤算が生んだ帝国

第3部 3Dと戦争

プレイステーションの誕生は、ゲーム史でも指折りの皮肉な物語です。
なぜならこのハードは、もともと任天堂とソニーの共同プロジェクトから生まれたからです。

90年代初頭、任天堂はスーパーファミコン用のCD-ROM機をソニーと共同開発していました。
ところが1991年、任天堂は方針を転換し、ソニーとの提携を事実上反故にして別のパートナーと組むと発表します。
国際見本市の場で、ソニー側に十分な仁義を切らない形で、です。

面目を潰されたソニー社内では撤退論も出ましたが、開発の中心にいた久夛良木健はゲーム事業への参入を主張し続け、経営陣を説得します。
こうして1994年12月、ソニー・コンピュータエンタテインメントからプレイステーションが発売されました。
任天堂が自ら怒らせた相手が、任天堂の王座を奪いに来たわけです。

プレイステーションの技術的な看板は、3Dポリゴンをリアルタイムに大量処理できることでした。
『バーチャファイター』などでアーケードに始まっていた3D化の波を、家庭に持ち込む性能です。

しかしぼくは、PSの勝因の本体はビジネス設計だったと思っています。

ALPHA

α版のご案内

明鏡 学習サイトは、いま鋭意開発中のテスト期間です。

無料講座の講義音声は、イケハヤの声をもとにAIで生成しています。読み間違いに気づいたら、講義そばの「読み間違いの報告」から教えてください。

気になるところ・動かないところは、Discordでイケハヤまでお寄せください。

Discordで伝える