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人類300万年、ぜんぶ疑う 第2回

骨から遺伝子へ — 古代DNAという革命

第2回 全40回 0回読了・0%

1985年、一人の若い研究者が『ネイチャー』に論文を発表しました。

内容は衝撃的でした。
エジプトのミイラから、DNAを取り出すことに成功した、というのです。

書いたのはスヴァンテ・ペーボ。
当時はスウェーデンの大学院生で、指導教官には内緒でこの研究をやっていました。
昼はまじめにウイルスの研究をして、夜になるとミイラの肉片を煮ていたそうです。

論文は世界中で大きく報じられました。
古代人の遺伝子が読める時代が来た、と。

ただ、この論文で読まれたDNAは、ほぼ間違いなくペーボ自身のものでした。

古代DNA研究の歴史は、そのまま「汚染との戦いの歴史」です。

人類300万年、ぜんぶ疑うの全40回

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